ゆっくりボイス読み上げbot
ドキュメント

管理者向け音声設定

サーバー管理者(「サーバーを管理」権限を持つユーザー)が利用できる、高度な音声設定機能について説明します。
これらのコマンドを使用することで、サーバー全体の読み上げ環境を統一したり、特定のユーザーの音声設定を調整したりできます。

管理者権限が必要です

このページに記載されているコマンドは、「サーバーの管理」権限を持つユーザーのみが実行できます。

メンバーの音声設定を管理する

setmembervoice

サーバー内の特定のメンバーの音声設定を変更します。サーバーの方針に合わせて声質を統一したり、個別に調整したりする際に使用します。

このコマンドは管理者のみ使用出来ます。

パラメータ

ユーザー

member (必須)

音声設定を変更したいメンバーを指定します。

例: @ユーザー名

文字列

voice (必須)

設定したい音声のIDまたは名前を指定します。

例: f2, f1, VOICEVOX:ずんだもん

数値

speed (オプション)

読み上げの速度を設定します。(`50`~`200`)

例: 120

数値

pitch (オプション)

声の高さを設定します。(`50`~`200`)

例: 110

使用例

/setmembervoice member:@ユーザー名 voice:f2 speed:120 pitch:110

指定したユーザーの声を「f2」に変更し、速度を1.2倍速、高さを1.1倍にします。

/setmembervoice member:@ユーザー名 voice:f1

指定したユーザーの声を「f1」に変更します。

membervoice

指定したメンバーの現在の音声設定を確認します。設定を変更する前に、現在の状態を確認したい場合などに使用します。

このコマンドは管理者のみ使用出来ます。

パラメータ

ユーザー

member (必須)

音声設定を確認したいメンバーを指定します。

例: @ユーザー名

使用例

/membervoice member:@ユーザー名

指定したユーザーの現在の音声設定を確認します。

システムメッセージの音声を管理する

setsystemvoice

botの接続・切断通知など、システムメッセージを読み上げる際の音声を変更します。ユーザーのチャットとは異なる音声に設定することで、聞き分けやすくできます。

このコマンドは管理者のみ使用出来ます。

パラメータ

文字列

voice (必須)

システムメッセージに使用する音声のIDまたは名前を指定します。

例: f1, f2

数値

speed (オプション)

読み上げの速度を設定します。(デフォルト: `140`)

例: 140

数値

pitch (オプション)

声の高さを設定します。(デフォルト: `120`)

例: 120

使用例

/setsystemvoice voice:f1 speed:140 pitch:120

システム音声を「f1」に設定し、速度と高さを調整します。

/setsystemvoice voice:f1

システム音声を「f1」に変更します。

systemvoice

現在のシステムメッセージの音声設定を確認します。

このコマンドは管理者のみ使用出来ます。

使用例

/systemvoice

現在のシステム音声設定を表示します。